(化粧はほとんどしていないが整った顔をした少女で苦悶に顔をゆがませ、目からは一筋の涙がこぼれおちている
(武術のたしなみがあるからか腕や腹は幾分が同年代の少女より引き締まっているが小ぶりながら整った張りのある乳房、むっちりとした太もも、滑らかかな絹のような肌は、生命力にあふれた若い娘そのもの
(何がなにかわからぬままに裸にされ、凌辱され何度許しごいをしたかわからず、今はただ頭がぼんやりとして体の中心が熱い)
(大名の言葉にぎゅっと閉じていた目をうっすらあける)
(真っ先に浮かんだのは人のよい優しい父の顔…そして兄の顔だった。
(喉の奥からやっとかすれた声をだしまぐわったまま、自分の上に乗る男のぎらついた目と目を合わせる
わかりました…何でも言う通りに致します…
でも…父や母には…このことは言わないで下さいませ…