(小柄な娘が松平さまと対峙している
(あどけなさの残る小さな顔で意志の強そうな瞳には明らかな決意がみてとれる
(殿の申し出にキュッと唇を結び)

ははっ…一族断絶の危機に及び松平さまの格別のお取り計らいありがたき幸せに存じます。
このさや、亡き父に代わりお家のため身を捧げる所存にございます。

(お辞儀をして目線を落としたまま、膝をすって松平さまに近づく)
(夏用の白い着物に紺のはかまをはいている)
(髪型はポニーテールにしている)