「ひっ…」
硬い鼻先が股間に押し当てられ、恐怖の中与えられた刺激に声を漏らす。
「人のようにって…その、これって…んっ!」
目の前にさらされた逞しい男根に戸惑うが、頬に擦り付けられたと思うと口の中に押し込まれる。
獣臭と尿の味が口の中に広がり、嫌悪を覚えるも恐怖から抵抗できない。
やがて、これまで見たことさえないほどに逞しいペニスに口腔を犯される興奮がどこかに芽生え始め、膣は尿とは別の液体に濡れ始めていく。
「んんっ!!!」
喉の奥に放たれた精液が、胃袋へと流れ込む。
口の中も、その奥も、胃の中も、そして顔も体も精液に汚される感覚は、心のどこかに獣に支配される喜びを感じさせた。
美しく、逞しい獣に対する欲望は、やがて支配することではなく支配されることへの欲望へと変わりつつあった。