「ああ…旦那様…お腹が…」
その感覚に痛みはなかった。
勢いよく精液が放たれた直後、膨れた腹の奥から何かが降りてくる感覚があった。
やがて散々突かれて開発されきったポルチオを膣口を圧迫し、母親を快楽に蕩かしながら、白い精液と共に黒い豹の赤子が膣の奥から現れた。
「ああ、旦那様…私たちの…子供です…」
膣の奥から豹の子のヘソにつながる臍の緒が、紛れもなく彼女が獣の子を産んだことを証明していた。
間を置いて胎盤が吐き出されると、雪子は赤子に乳を吸わせながら、黒豹を愛おしそうに見つめる。
「旦那様…もっと産ませてください…」