紗羅へ

俺の事覚えてるかな…
勝手に決断して、有無を言わせず離れてしまって本当にごめん
二人のために一番良いとあの時は思った
あれから時間が経ってじっくり考えきった今はとても後悔してます
紗羅の優しいところや包容力が恋しいです
俺は本当に馬鹿だよね、ごめん

ホワイトデーのお返しもできなくてごめんね

呆れて怒ってるだろうし、もう考えたくもないかもしれないね
でも謝らせてください

今どこかで幸せでいるなら邪魔するつもりはないんだけど、
もし紗羅が寂しい思いをするようなことがあったら俺を呼んで欲しい
紗羅のために、じゃなくて俺があなたに逢いたいから
気が変わったら逢ってください待ってます

敬佑