こんばんは、さおり。そしてごめんね、さおり。
先日は本当にごめんなさい。
この日に逢ってたもれ。
たもれたもれ、逢ってたもれ〜
と日にちを指定して懇願したのはおれ。
きみはそんな一方的おれ都合にわざわざ合わせて約束の時間に来てくれたというのに、
当のおれたるや、
待ち合わせ時間に、
ああ、ああ、うたた寝。

ごめんなさい。なんとお詫びしていいのやら。
針千本飲みなさい、といっていいきみなのに、
このていたらく、この不誠実を、責めることなく、
逆にいろいろおれについて気遣ってくれて、申し訳ないことこの上ないし、どれだけ感謝してもし尽くせない。
こちらこそ、どうぞこんなおれに懲りることなく、
逢ってたもれ〜の切実なる懇願に応えてほしいとお頼みお頼み申す次第である。

たとえば金曜日。
多忙に違いないと思うのだけど、ご都合の調整は可能だろうか。
よろしければよろしくよろしくと、懇願。

暖かくなったなと思ったら不意をつかれたようだった今日。
きみの街はいかがであったろう。
寒さとか、寒くない日の花粉とか、きみが煩わされることなく過ごせているのだったらいいのに。
きみが活躍すべきフィールドで、おれの誇りにしているきみが、
伸び伸びと活躍できる環境だったらいいのにと。

おやすみさおり。いつもいろいろごめんなさい。いつもいろいろありがとう。
いい夢、いい明日を。