血相を変え、背中や尻尾の毛を目一杯に逆立ててベッドの下へ駆け込み、
耳をペタンコに伏せ、髭を目いっぱい前へ出した顔を、そ〜っとベッドの脚の向こうから出して、
私の顔と入り口のドアの様子をおどおどしながら交互に見詰めるミニ猫かにゃに)
お待たせしました! どうぞ入って下さい
(私がドアを開けて部屋へ招き入れたのは、なんと、チ○ンチリ○アイスの屋台と、それを押している優しそうなおばあさんだった)
かにゃ! 怖がらないで出ておいで!
かにゃの為に『チンチクリンアイス』のおばあさんに、屋台ごと来てもらいましたよ
勿論私のおごりですから、遠慮なく、『チンチクリンアイス』を食べましょうよ!