(押し付けるような形になっている下腹部や、太腿の付け根辺りに触れている無銘さんの昂り)
(それが時折、ひくんひくんと脈打つのや心なしか硬さを増していくのを感じ、悪戯とばかりに体を寄せて刺激して…)

寝る前にキスくらいはしたかったよ?
でも、別のキスもしたかったし……それ以上も、欲しくないとは言わない。
(強がりを言った唇は軽く尖り拗ねたように見える)
(舌を弄られていく内に自分の熱も熱くなり、下腹部に触れさせている足の付根が潤んできて)

や… そんな風にじっくり見たら恥ずかしい。
(離れた唇からは荒い呼吸が漏れて、耳まで赤くなる)

会えるその時を大切にしていたら、
自然と長く続いてられると思う。
むぅ。 名前の無い刀に名を付けるのも一興かも。
でも、今日はつけないんだから。

その言葉、別の意味にとったらやらしく感じるけど…。

その凶暴な殺気を収める鞘に、なるのかしら私。(笑)