(社長との出張が終わり、ほっとしていたのもつかの間に、後輩秘書と彼氏の行為を目撃してしまって)
(生々しさと、恥ずかしさ、居心地の悪さに顔を向けられないで立っていて)
……っ。
(胸元の振動音でメールに気づき、携帯を開いて、内容に言葉を失う)
(思わずガラス戸の向こうの社長を見ると、その表情に本気で命令していると察して)
(逆らえるはずもなく、頷いて理解したことを伝える)
(小さく息を吐いて覚悟を決めてから、尚さんの方に顔を向けると)
…尚さん、でしたよね。
少し、失礼します……。
(今から何をするのかということは、さすがに言葉には出せなくて)
(濁した言葉を述べると、その場で跪いて目の前に尚さんの股間が来る位置に)
動かないでくださいね。
…すぐ、終わると思いますから。
(自分の行動に真っ赤になりながらも、口調はあくまでも冷静丁寧を心がけて)
(そっとベルトに手を伸ばすとカチャカチャと音を立てながら外し、そのままズボンを脱がせる)
(足元に脱がせたズボン、そして下着がたまっていくのを横目に)
(改めて露わになった尚さんのモノを見ると、思わずドキッとして)
っ…。
(自分の意志ではないといえ、後輩の彼氏に手を出している背徳感を覚えながらも)
(それに手を伸ばすと、まずはその下、根本の辺りから舐め始める)