ほら、裾を自分で持っていなさい。
(表情を崩さずワンピースの裾を自分で握らせて、傷ついたほうの足を両手で持ち上げる)

これならたいしたことはなさそうです…。痛くないですかお嬢様?
(頭を低くし浅く傷ついた肌に目を凝らす)
流しておきますからしっかり裾を捉まえていて。
(シャワーを手に取り温度調整をするとごく弱い水流で足を洗い始める)

足の裏にも刺さってないでしょうね。
(指で丹念に揉みながら足の裏を洗っていく)