(腰も、尻もどこもかしこも痛くて、どこを叩かれたのか分からない)
(何故痛みで自分がこれほどまでに高ぶるのかも…いや、分かる手を上げるのが感情を顕にした父だからだ)
(痛みの先にある快感があるからだ)

(見なさいと掌を見せられれば、向き直りその汚れた掌を凝視する)
(これほどまでに、叩いただけで飛び散るほどに濡れいていたことにかぁぁっと顔が赤くなる)
(本当は自分がこんなに淫らなのだと認めたくなどない)
これ…私が……
っつ、ぁ、ぁ、…ん、くぅ…
(ブラウスの上からの荒い愛撫
けれど、もう固く敏感になっている部分を蹂躙され声が出るのを必死に抑える)
(まだ、どこかで認めたくない部分があるのだ)
(あの日、父に自らを慰める姿を見られていなければ…と)
(身体は浅ましい、微妙な指使い脚を開いてしまいそうになる
首を左右に振って自分自身のその衝動を抑える)
ぁ…は、あ
(胸から手を離され、次を促される)
(心底望んでいた命令)
わ、分かりました…
(ベッドに座る父の足元でまずタイを解き、一つ一つブラウスのボタンを外し
薄い水色のキャミソールを外し…
スカートを下ろし、ブラを外し…十分に成長しきった胸を外気に晒す
ショーツを下ろすのはしばし躊躇った、自分でいじったために汚れているからだ)
……
(これは命令…言い聞かせ、粘着質の糸を何本も引くショーツを下ろす)
(全裸の身体は、背面の赤い後を除けは滑らかな陶磁器の触感に色白の人形の様な姿をしている)
(もう一点赤いのは、頬の付近だろうか)