(我が部屋のごとく堂々と入り込んできた妹をさも“呆れた”という表情で振り返る)
こっちもこれで結構忙しいんだよ?ゼミの予習とか落としちゃヤバい単位の計算とかさ…ま、高校生には関係ないか…
(ぶつくさ言いながらも今まで開けていた窓を閉め、妹のためにクーラーをつけてやり)
あと一声かけて入ってくれるとありがたいんだけどなー…ってもう何年言い続けてるんだか。
で?何が分からないって?
(ほとほと妹の傍若無人ぶりに閉口した口振りだが、少し年の離れていることもあって内心可愛くてたまらず
結局は無理やわがままもたいてい聞いてしまうのが常)