(夜更けのカフェ、今後の会社の方針を決める会議が社長の鶴の一声で決まり、その勢いで社長がみなにお茶をご馳走したいと行きつけのカフェにきた)

(部長)さすが社長はセンスのいい店を知っておられる
(専務)全くその通り。今度私も使わせてもらいます

(幹部連中の露骨な機嫌取り。父親である先代が一代で築き上げた会社を引き継ぎ、少しずつ成長させていってるのは他ならぬ彼女の手腕だ。公正な目を持たない、内心は女のクセにと蔑む低俗な連中だ)

(いつも人の中心にいる社長は自分にはまぶしい存在だ…)
社長、そろそろお開きの時間かと…
(スッと側に寄ると少し膝を曲げ耳打ちする)