正臣:

(正臣は身も心も完全に女だ、しかし男として生きる以上男性を恋愛の対象には出来ない。
逃げるように、正臣はリルカに縋った。
男性的に彼女を貪ろうと努めた。
叔父には言わなかったが、ディルドを付けリルカを犯すことすらした。
しかし、今の様に高ぶることはなかった。
リルカを愛している、しかし…いつも以上に自分が昂ぶり、気持ちよくなってしまっているのは男性である叔父を肌に感じているからなのだと…分かってしまい、懺悔と本当にリルカを愛しているのだと伝えるために、叔父の目の前で)
リルカ…愛してるよ
(と口に出してみた)
(女性であることを隠すため、少し低くした声で…この期に及んで男性的であろうとして)

確かに私の身体は女です…もしかしたら、心もまだ女なのかも知れませんが…
それでも男であらねばと思うのです
だから…どうか、私を女と言わないで下さい
(そう言った矢先のリルカからの提案。
彼女からの提案はいつも断れない…リルカと目を合わせても、彼女は「いいんですよ」とでも言うように目を細め、ひどくいやらしい赤い舌を叔父のペニスに絡めるだけだ)
(困って、困り果てて今度は上半身をひねって叔父の目を見つめ、どうするべきか問おうとする)

っ…ひぅ、っく…
(男と同じとは行くはずもないが、固く赤くなった粒を転がされ唇を噛む)
き、聞いていますよ…
しかしこれでは…まるで、私が女の様で…
(欲しがり始めた入口が、フェラチオをするリルカの目の前でヒクヒクと蠢く)

【続きます】