(促され、わき目で鏡を視界に入れる)
(オイルに濡れた裸体が夫以外の男性の下にうずくまり口淫をしている)
(それが自分の姿なのだと認めたくはない、到底認められない)

はあっ、はあっ…あっ、はッあ…!もぅ、やめて…

(一度口から離すとそこには自分の唾液で濡れた男性器がさらに存在を主張している)
(床に膝をつき、それを見上げながらどうにもならないと悟り、荒い呼吸の間の一瞬の沈黙の後)

大地君…口で、するから…これで終わりにして…おねがい…

(返事を待たずに、自ら再び喉の奥まで飲み込む。えづいてしまいそうになるのを必死にこらえながら)

はっ…う…んっ、んっ…んぅ…っ

(眉をひそめながら、頭をゆるゆると前後に揺らしはじめる)
(全部は入りきらずに、唇をすぼめて、圧をかけながらなんとか刺激して)
(先端を頬の裏側のやわらかい部分に押し当て、唾液を啜りあげる)