僕の最後の特定さんへ

こんばんは。お久しぶりです。

ふとあなたを思い出しました。最近ずっと思い出していました。
あの頃、不安定に心を乱していた僕と、繋がってくれてどうもありがとう。
心のどこかであなたに見せられない嘘をいつも抱えていて、でも、あなたと過ごしていると
辛さを忘れていくから、最後の最後まで明かすことできなかった。
自分のなかで終われなかったのに、あなたを外にまで出してしまったこと、
本当にごめんなさい。
でも、人としてあなたといたあの時間に、適当だったことは決してなかったよ。
可愛くて、とても好きだったよ。
今ならわかるけど、あなたの方が圧倒的に大人だったね。
どこまでも、浅い気持ちと浅はかな行動で生きていた自分には追いつけなかった。
ごめんね。今なら少しは包み込めるのかもしれないけど、何かがそれは阻んでいると思うから…
いつかまた、偶然が引き寄せてくれたら、きっとまた会えるね。
愛なんて未だに全然わからないけど、あの好きだと思った気持ちが愛じゃないなら、
本当なんて呼べばいいのだろう?

体調は大丈夫かな。
今では本物の月の輝きを眺めてます。
あの頃は知らなかった、緑の光はなんの意味なんだろう?
どうか元気でいてください。

ありがとう