夕暮れの沈む陽射しが朱色の鳥居を眩しいほど照らしていて、足がそちらに向いていました
貴方へ最後に残した言葉をおもいだし
鷽替え神事で替えられるならと
お財布の五円玉でお願いするには都合がよすぎるけど手を合わせてきました
ふらふらと気持ち彷徨うほど自分の弱さ愚かさを感じています

大丈夫
頑張りすぎないように
力になれるから
好きです

貴方は向き合おうとしてくれてたのかな
遅いけど今それが真っ直ぐに気持ち伝わってきます
さよならじゃなく、2文字が言えてたらよかった
手を離したのは私なのにね

見えなくなってしまった貴方へ
身勝手な気持ち書き残したこと許して欲しいです
勝ち気で我が儘で寂しがりな私がすることだと笑ってください

まだ暑さも厳しいので貴方もあなたの大切な人方々も、体調を崩さずにね
大丈夫、貴方なら乗りきれます