(玄関を開けて中に入ると久しぶりの懐かしい匂いに包まれ)
(靴を脱いで中に入るとその匂いと共に初めて智花の部屋を訪れた時の記憶を頭の中で蘇らせていると)
わっw
(ぼーっとしてしまっていたのか智花が駆けよって来てたのにも気づかず)
(突然の柔らかくて優しい温もりに少し驚きながらも)
ん?どうした?何かあった?
(いつもの一番大好きな温もりに引っ張られるように、自分も本能的に智花の背中に手を回すと)
もしかして昨日のこと?
あれなら大丈夫w
帰って二時間以上寝てて、もし智花か来てたらやばかったし、
他にもやることあったり、ごはん食べたり、テレビ観たり…
智花に会えなかったのは残念だけど、覗くのも30分くらい置きだし、特に智花が気にするほどではないから
(背中を少し仰け反らすように体を離して智花の顔を見下ろしながら)
それよりも髪切ったんだね
似合うよ
(実は智花の表情ばかり見ていて髪など見ている余裕はなく、まずは智花の安心をさせようと軽く口にキスをしていく)