(部屋に女の嬌声とも悲鳴ともつかない声と、肌を鋭く叩く音が何度も響く)

は、はい…、はい……っ
(徐々に重なっていく痛みと刺激に応えるように首を縦に振り続け)
(必死になって身体を保つ)

(不意の問いかけに、一瞬鼻白んで)

ひっ…!う……!は…ぁッんぅ!
ひあぁっ、に、二回?さんかい?
わかりま、せ……ぁっ!ぁああっごめんなさいご主人さまぁっ
(ひじ掛けの指先は汗に滑り、時折膝もガクガク震えて)

ごめ、ん、なさ……はぁっ…はぁぅ…ぅ…にじゅう、よんで…す…っあぁ!
はい、ああっ、は、ひ……痛っぅ…
…ッ!んぁああっ……!!

(最後、身体の芯からぱぁんと突き抜けて、眼や唇から液体が床に飛び散る)
(身体が支えられなくて、膝の上でしばし放心してしまい)

はあっ…はあっ……は、はい…

(膝の上から床に、崩れ落ちるように両手をついて)
(まだじんじんするお尻を向けようとして、ショーツを下す)
(頭を下げて、すこし不安げに、けれどためらわず)