二ノ宮君?今自分のお尻がどうなってるかわかるか?
私の手形がついて真っ赤っかだよ。多分、それは二、三日は消えないだろうなぁ。
風呂に入るたび思い出し、昼間もひりひりと痛むのを堪えて仕事をしなきゃならんな。
でもこれは実優が望んだことだからね…
そうだろ?
(身を屈め手の平で尻の形をなぞり、背筋を撫でていく)
ほら逃げないで、もっと高くできないか?
(白い肌に赤味が差しほんのりピンク色に染まった尻が床から少しずつ持ち上がり)
情けない恰好だな、おいそれ以上持ち上げたら尻の穴まで見えてしまうぞ?いいのか。
(落ち着いた物静かな喋り方で彼女の心を量るように話しながら頭の横にかがみ込み表情をのぞきこむ)
こんなとこまで主人の前で晒して…。
これが嬉しいのか君は?うん?
(乱れる息づかいと嗚咽のような声が漏れるのに耳を澄ましながら左手を背筋から尻の丘へまた動かして)
感心だな、こんなところもきれいにしてある…
(丘の狭隘に指を伸ばして湿り気をためた小さな窪みに触る)