(明日から泊まりで仕事に出掛けるその準備を済ませて寝付け用のワインをお気に入りの音楽をかけながら飲んでいる)
(と…そこにタイミングよくノックの音)
すまんな今日は急に呼び出して。君から申し立てがあるまで待ってるつもりだったが知っての通り明日から出張でね。
(まずは労うように穏やかに声かける、くつろいだ寝間着姿の館の主)
(その足元には旅行用の荷物か大きめのバッグが置かれてある)
よかったら一杯つき合うか。そちらも日々大変だろう?希沙の身の回りのことなど…
(純白の清潔なエプロンをしたこのすらりとした使用人の、メイドとしての働き振りは執事の報告わ通して充分に伝わっていた)
…で。どうなった?あれから四日経つがまだそのいやらしい尻には私の痕が残っているのか?
(優しい口調はそのままに突然話題を変え、グラスに残ったワインを飲み干す)