>>640
そうですか…それではこのまま部屋に連れ帰るとします。
(にこっと、優しい笑顔で領主の提案に応えると、仲間達に耳打ちして)

(豪華な一室に導き、鍵を閉めると、すぐに縛られた手を解いて)
僕のために申し訳なかった…手は痛くないですか?
全く、この大きな街の領主とは思えない仕打ちだ…女性の手を縛るなんて。
先ほど仲間達に同じような仕打ちを受ける方がいないか確認するよう伝えました。
…一応は領主ですから、民の前では威厳を保ってもらうために、受け入れたフリをしました。
あの場ですぐに手を解いてやれなくて本当に申し訳なかったね。
(ふぅ、とため息をついてベッドに腰掛ける)

【それでもお礼を、と少し強引に自分のことを気づいている妹に迫られ、段々と。でもよろしいですか?】