やめて…来ないでっ…
(足が縺れ、すとん、とベッドに腰掛けるとじりじりと追い詰められていく)

変なこと言わないでよねっ、もう…来ないでってば…!
(帽子を脱ぎそれをケイさんに投げつけるが、震える手では狙いも定められず、帽子は虚しく空を切って床に落ちる。
言われるがままにケイさんに着せられていた男物のコートは小柄な沙彩には大きく、後ずさる手や腰に絡みついて上手く動けない)

(ありがとうございます。今の流れ的に私から脱ぐのも不自然かなと思うので、よろしければここからの流れで脱がせて頂けるとありがたいです。)