水っぽい音を立てながらその輪郭を絶えず変化させ続ける生き物の放つある種の蟲惑的な本能に訴えかけるように香りに誘われて、フラフラと覚束無い足取りで一人の少年がその触手の塊の前へと歩み寄る

「ふぁ…いい匂い…凄く…ドキドキする…んっ」

人によっては嫌悪感を感じるようなソレに迷い無く体を刷り寄せると柔らかな桃色の唇でそっと触れるだけの口付けを触手の一本に落としながら一枚づつ衣服を脱ぎ捨てていって
最後には一糸纏わぬ姿になると生白い肌を押し付けるようにしながら既に勃起した通常の男性では有り得ない程の精力を秘めた男性器から精臭を溢しつつ押し付けて交尾を迫る

【とれでは改めまして宜しくお願いします】