柿ノ木通り物語[スレH・雑談] Part.2 [無断転載禁止]©bbspink.com
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柿ノ木通り物語[スレH・雑談]
http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/sureh/1467455314/ いえいえ
そんなに焦らなくても、ちゃんと待ってますよ^^
孝之さんも、理紗にちゃんとしてくれてますから
リアは大事にしてくださいね
えと、今夜は昨日の続きでも構いませんか? ありがとう、理紗
理紗の気遣いがとても嬉しいです
はい、大丈夫です 【じゃ、始めますね 今夜もよろしくお願いします^^】
『たく、口の減らない奴だな
こりゃ、いくら言ってもダメだ
派出所で話を聞かせてもらった方が良いな
穏便に済ませてやろうって言ってるのによ』
(反抗する孝之さんにやれやれと言った感じで白バイ警官は自転車の警官に言う)
『しかし、また無駄に事を大きくしたって言われるんじゃないのか?』
『しかたねぇだろ このままだ埒が明かないんだし』
『はぁ…』
(自転車の警官はあまり事を大きくしたくない様子で白バイ警官を諫めるように言うが、
ガラの悪い白バイ警官は売られたケンカは買うぜ的になってしまって収拾がつかなくなってしまった)
『こらっ!待て!待たないか!』
(そうこうしている内に、茂みから人影が駆け出していく)
(また新手のストーカーなのか、たまたま居合わせただけの不審者なのか、分からないけど、
逃げ出すところからしてやましいことがあるには違いない)
(自転車の警官は不審者を追いかけることになり、孝之さんは白バイ警官に駅前の派出所に連れて行かれる)
【続けます】 (ほどなくして派出所に着き、孝之さんは小さな席に座らされる)
(目の前には、大柄な白バイ警官が座る)
『じゃ、始めようか
たしか、身分証明は社員証だったな
一応、もう一度見せてもらって良いか?
あと、住所、氏名、年齢も言ってくれ
まさか、ここに及んで言えないとか言うなよ』
(机の上に調書を置いて、孝之さんの顔をじっと見ながら言う白バイ警官)
(取り調べを始めようとしたところで、自転車に乗った警官が派出所に帰って来た)
『どうだった?』
『逃げられた すばしっこい奴でな 土地勘があるようだ』
『しかし、最近やたら多くないか?』
『確かに… ちょっと前まではこんなことなかったのにな』
(白バイ警官に報告する自転車の警官は、最後に意味深に孝之さんの方をチラッと見ているようだった)
『というわけだ 俺達も忙しいから
あんまりあんたに関わってられないんだ
素直に協力してもらえるとありがたいんだがね』
(白バイ警官は孝之さんの方に向き直ると、聴取に協力するように促す) 穏便に、って言われても、法抜触れることはしていませんから
きちんと言いたいことは伝えないと、冤罪になることも在り得るでしょう
(呆れた白バイ警官に、犯罪がでっち上げられることもある、と)
(暗に批判めいた口調で返す)
…
(2人の警官の会話を聞き、相手を格下だと思っていれば、こういうことにもなるんだよな)
(注意深い観察も必要でしょうに)
(この警官の態度から、何度か上から注意されているであろう、と、感じ取る)
はい、どうぞ
(派出所に着き、椅子に座ってから、白バイ警官に従い、社員証を取り出し、提示する)
派出所でなら、ということでしたから、〇〇区××町 △マンションです
(外でのやり取りが拍子抜けするくらい、あっさりと応える)
(この2人は、信用するに値するだろう、と…嫌疑が晴れていないのは端々から感じ取れる)
(それに、派出所内なら、そこまで無理強いなしないだろう、もししたら、弁護士を呼びますか)
(警官に応えながら、そんなことを考える)
…自分が何かしているとでも?
社員証を見せ、派出所まで突着いてきているのに?
警察がきちんと捕まえてくれているおなら、こういうことにもならなかったと思いますが?
(自転車の警官が意味深にこちらを見たことに対し、話しかける)
(火に油を注ぐかもしれないが、言いたいことを言わないと一方的なモノになってしまう)
(録音もしているし、出るとこ出てもいいわけだし)
(警官たちの言動や行動を逃すまいと、目や耳に神経を集中させている)
【こちらこそよろしくね 理紗】 『あのなぁ そこまで素直なら最初から言えよ
なんかあったのか?』
(派出所に来た途端、意外にも素直に応じて答える孝之さんに拍子抜けする白バイ警官)
『いえいえ、住所を聞いた途端、頑なに拒否されたので、何かあるのかと…』
(自転車の警官の方も呆気にとられながらも、じっと見てくる孝之さんの抗議に、
それなりの理由があって、こういうことになったのだと説明しようとする)
『ってことは、さっきの奴か?
この辺で通報されてる不審者ってのは?
あそこで何やってたんだ?』
『さぁ?隠れていた茂みも調べたけど何もなかったなぁ』
(孝之さんの嫌疑はかなり晴れているような感じで警官達は会話している)
『時間を取らせて申し訳なかったです
一応お伺いますが、さっきの男…か? 不審者に心当たりは?
さっき、外で住所を言うのがどうとか言ってましたね?
何かあったから、そういう態度を取られていたのでは?』
(白バイ警官も態度を改めるような感じで、孝之さんに謝罪しつつも、
孝之さんの態度から、さっきの不審者と何関わりがあるのかと尋ねてくる)
(そんな孝之さんと白バイ警官の会話を聞きながら、自転車の警官は孝之さんの調書に目を通している) 少々人間不信でしてね、自分
過去にいろいろあったものですから、簡単に人は信用しません
(きちんと、相手の確認が取れたら、相応の対応をします、と)
…
(警官2人のやり取りを聞き、やはりこの付近に狙っている奴がいる、と確信する)
(俺が理紗と通勤や帰宅途中に、一緒に居ることも不満なのだろう)
(真顔でそんなことを考えてる)
(痕跡は残さないだろうな、ベランダや社内で遭遇した奴ならば、と)
特に思い当たりません…自分も、転勤で越してきたので
地元ではないので、知り合いもほとんどいませんし、土地勘もありませんよ
外で、って言ったことは、広報の仕事そして社内の機密に当たることも扱ってますから
自分自身の個人情報も、どこから漏れるか分かりませんし
(取り敢えず、細心の注意を払ったまでです、と続ける)
…
(ちらっと見やると、自転車の警察官が調書に目を通している)
(この警官には、警戒心は解けなかった…何かしらある、と、心の中で訴えてくるものがあった) 『なるほどねぇ
今までのご経験や仕事柄でそれだけ慎重になるもんなんですかね』
(孝之さんの返事に不審なところはなく、むしろ感心することばかりだと白バイ警官を頷く)
『ん? この住所…
さっきの坂を上りきって少し行ったところにあるマンションですよねぇ?
確か10階建ての1人暮らしには間取りが多い部屋の…』
(自転車の警官は、調書に書かれた住所に引っかかり、確認するように言う)
(それにしても、マンションの間取りのこともやたら詳しい様子だった)
(孝之さんはたまたまだったかもしれないけど、理紗は普通のワンルームだと一人暮らしだと分かって、
女子大生の時も変な男に押し入られそうになった経験があったから、
複数で住んでいるように見せかけるために、大きめの部屋を選んだと孝之さんには言っていた)
『7階ですか… 確かその階にすごく綺麗な女性がいらしたような
ご存じないですか?
いえ、以前ストーカーの相談を受けたことがありましてね
相談も1度きりでしたし、その後どうなったのか気にはなっていたのですが
もう引っ越されたみたいですね』
(自転車の警官は、遠回しに理紗の所在を確かめているように思えてくる)
『あぁ、あのスゲェいい女のことか?
しかし、お前よく知ってるよなぁ いつ調べたんだ?』
『たまたま上からのお達しで巡回してたことがあったからな』
(白バイ警官も、理紗のことは見覚えがあるらしく、どこかいやらしい感じで言う)
(やたら詳しく知っていることを突っ込まれて、自転車の警官は上手くはぐらかすように返す)
【続けます】 『なんだよ そんな話あったら俺にも教えろよ お近づきなれるチャンスじゃないか 何一人占めしてんだよ』
『悪かったよ いや、あくまで通常巡回のついでの見回りでってことだったからさ
異常無しの模様って報告したら、それ以来巡回指示はなかったし…』
(まさか、理紗の恋人が目の前の孝之さんだとは知らない警官2人は好き勝手なことを言ってる)
(今は、理紗は自分の部屋を引き払って孝之さんの部屋に一緒に暮らしている)
(家賃や水道光熱費は孝之さん持ちという、しっかりしてるのか、がめついのか分からないけど^^)
(警察に相談してから引っ越したから、理紗の思惑通り、警察も居場所を把握していない様子だった)
(最初に警察に相談した時も、セクハラみたいな対応されて、理紗はすっかり警察を信用してない)
(そこで、孝之さんは思い返す)
(たしか、理紗は警察署の生活安全課に相談しに行って、いやらしい感じの中年の刑事に
セクハラ対応されたとか言っていたはずだった)
(何で派出所の警官が、そのことを知っているのだろうという疑念が沸く)
(上からの伝達があったのかもしれないけど、まともに相手にされなかったという理紗の言うことを
信じると、この警官がここまで親身になって捜査するのだろうかという疑念が…)
(しかも、あの7階まで昇って来たストーカーはすでに退治済みで、警察に逮捕されているから、
脱獄でもしない限りは、現在進行形で話すのはおかしい気もする)
(ただ、上からの伝達が不十分で末端の警官にそこまでの情報が来てない可能性もあるが…) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています