すごい、手がぜんぶ聡志さんに包まれちゃってる…
ふって息がかかるのが気持ちいい
(芯まで冷えてしまった指先が少しずつ溶けていくような感覚に、微笑みがこぼれる)
(あたためてくれている手のひらを、指でさわさわとくすぐってみたり)

も、もう、聡志さんってば
そんなに真面目に言われたらどきっとしちゃいます
可愛く思えちゃうw
…っんっ、
(いきなり頰を突かれると、片目を閉じ、嬉しそうに表情が明るくなる)
(と同時に、触れられた頰が赤くなる)
悪戯ですか?…それなら
(繋ぐように重ねられた手、聡志さんの手の甲にちゅっと)
うん、お布団でぬくぬくしましょうか
わたしが奥にいくね
(布団をめくって潜り込んで奥に移動すると、ぱたんと身体を倒し、下から聡志さんを見つめる)
ね、聡志さん…ぴったりくっついて?