は、はい…ではそちらに
書かせていただき、
(ありがたきしあわせ、と言いそうなのをぐっと堪えながら頬紅潮させ)

だいじょうぶです
ご、ご…主人様はお仕事でお疲れでしょう
このぐらいは、わたくしが…えと
(お湯が沸く間にカップを用意し、沸いたら注いで温め)
(いちどお湯を捨てて、温まったカップにティーバッグを入れ)

…今週はいかがでしたか
今夜はあの、おくつろぎくださいね
(ふと振り向いて笑うとまた家事に戻る)
(しばらくすると紅茶のいい香りがあたりに漂って)