かすみ…?
(発情期という言葉とともに押し倒され、押さえた髪からこぼれた毛先に顔をくすぐられ)
……
(隣に横になりながらの佳澄の言葉に)
(今度はこちらから覆い被さり、佳澄に影を作って)
ごめんね…いつも我慢ばかりさせて…
(答えを聞く前に佳澄へかかる影が徐々に濃くなり、そっと唇を重ね)
(その重なりが深くなっていくと、腰元からまさぐるように上へと撫でまわしながらその手は胸元へ伸びようとするが)
(どうにか思いとどまり、隣へ横になり腕枕をしてあげて)
…さすがに時間がね…もう少しゆっくりできるときに、ね
休みが合う時じゃなくても…