(全身を震わせながら激しくケイレンを起して、れいこは彼と一緒に上り詰めてしまった。
海中での行為に、自然の中での営みの美しさを沖縄の太陽と海に描いた芸術表現の様だった。
れいこはぐったりとなって青と緑の海に中に深く沈んでいった。
その白い肢体も海の色に消え入りそうになった時に、彼は潜ってれいこを抱き寄せてビート上に上がった。
れいこは気を取り戻すと、熟れた裸体で彼を抱き締めてむせび泣いた。
あまりの素晴らしさに感激してしまったのだった。)
どうも有り難う。
安全なのね。
わたしの身体の奥底にこれだけ沢山出しても。
ああ、ゼリーみたいだわ。
あなたが出した精液が海中で細長く漂っているわ。
魚が集まって来て、美味しそうにつついているわ。
先生もあなたとは離れたくないわ。
こうやって素敵な男女の関係を一緒に楽しませてくれたんだから。
でもわたしは教師、それも美術部。
運動部の男子部員と関係を続けられないのよ。
気持ちは判るわ。
これからも先生を守ってね。
(太陽が傾きかける沖縄の海をボートの上の若い全裸の関係の男女二人が愛し合い、口付けを交し合う。)