(れいこは名残り惜しむ彼に背を向けて夕刻迫る沖縄の浜辺を歩いていった。

と、岩場付近から顔見知った男子部員があらわれ寄って来た。
今回の合宿で来ていた男子美術部員だった。
あのれいこに気を寄せる彼だった。
水泳部員とは違い、色白で美しい女の子の様な中性っぽさのある美少年で、背は高くて腰も腿も女性的な艶かしさを持っていた。
真面目で優しい性格の、それでいてれいこに思いを寄せる彼は思わず近づいてきた。

れいこは気付いた。
あの大胆なTバックビキニ姿のままの格好で、白いシャツを羽織っていなかったのを。

彼は興奮しながられいこに迫ってきた。)

「先生、なんと格好しているの?
ああっ、でもとっても素敵です。
僕、先生の事がずっと前から好きでした。
僕を・・・僕を大人にしてください!」

(そう言って美術部員の彼は、まるで足踏みする様に穿いているズボンを脱ぎ始めた。
そこには信じられない位のきわどいセクシー下着姿があった。)

ああっ、何なの?!
ためてっ、落ち着いて。
普段はとっても真面目なあなたなのに。

(暫く続かせてください。)