>>945

っ……
りょうちゃん……ごめんなさい
知らないうちに、傷つけてたんだね
ごめんなさい
(わたしの二の腕を食む唇は、心の柔らかいところにも跡を付けるように優しく食い込んで)
(眉を下げてりょうちゃんを見つめ)

ん……っ、りょ……う、ちゃん……
(ちゅ、と音を立てて唇を触れさせて)
(わたしの心の中に入り込んできたりょうちゃんも受け入れるように、舌を絡ませて)
んっ……ちゅ……はぁっ……ぁ
(唇が離れると、大きく息を吐き)

りょうちゃぁん……
(胸元に倒れ込む彼を抱き締めたくて、腕を動かそうとして気付いて)
これ、ほどいて……?