ベッドが置いてある一角まで来るが誰もいない様子ではあるが
しゅんが隠れているかもとあたりをうかがって見回す
「あれ?しゅんまだ来てないのかな?もうすぐ時間だし大介と渡来ちゃうよ…
おーい、しゅんもしかして隠れてる?いるなら返事してよ」
そう呼ぶと背後からしゅんの声が
「わっ、びっくりした、やっぱりしゅん来てたのね?それにしてもどこよ?」
声のした方角に歩きながらしゅんの姿を必死に探す
「ねぇ?どこ?あっそこ?あ〜相変わらず隠れるのが得意ねぇ
子供の頃しゅんの特技はかくれんぼだったよね?そういえば海岸でも
岩場に隠れて覗いてるの気付いてたの私だけだったし、今回もその調子なら
見つからないわね、そういうのだけは上手いんだから」
やっとしゅんの居場所を見つけ話していると、別の会話が聞こえてくる
当然、大介と渡の声
「あっ、大介と渡が来たわ、それじゃしゅんも上手くやってね」
大介「おまたせー、みゆき先輩」
みゆきを見つけると大声であいさつしながら、渡と肩を組んで近づいて来る