(険悪な空気になったのを見て、言わなければ良かったのかな、とも思いつつ、武の話題に相槌をしながら同じように食器棚を覗く)
(お尻を触られる感覚はひっきりなしに続き、後ろに手を回して払おうとするが収まらないため、不快感を我慢しながらされるがままにすると)

ヒッ!
(胸を触られる感覚に、息を呑む様な悲鳴をあげる)
(パーカーの上からでも分かるほど激しくグニグニと形を変える胸に、半泣きになりながら振り払おうとするが)
(少し胸を突き出した不格好な体勢で指ひとつ動かせなくなってしまう)

やだ…………っ、誰か、助けてっ
(助けを求めるが、全員が恐怖からか顔を引き攣らせたまま動かず)
(そして、少しずつパーカーが捲られていく)