(慣れない異物感が佳奈美を苛む。あってはならないものが二つも身体の中に納まってる異常事態が思考を奪い、
男性バイトの顔すら判別を難しくしてる・・・)
あ・・・っ、
(気が付くと、すぐそばに店長が立ってる・・・。店長はあれこれと指示を出したあと、レジスペースに行って・・・)

(・・・指示どおり、私もレジスペースへ・・・。と、お尻に違和感を覚えるけど、声には出せない・・・。でも・・・)
ひ・・・っ!?
(いきなり、下腹部から微かなモーター音が漏れ出す・・・。同時に、胎内と直腸にねじこまれた「異物」が佳奈美を
昂らせようと振動し始め・・・)
・・・っ。
(せめて声を漏らさないように、下唇を噛んで堪えて・・・)

(・・・そればかりに気を取られて、お客さんが入ってきたことにも気づかなくて・・・。店長に促されて、やっと気づく・・・。
トレイに水の入ったコップを乗せて、お客さんが座った席へ・・・)
・・・いらっしゃいませ・・・。ご注文が決まりましたら、そちらの牡丹でお呼びください・・・。
(・・・不思議そうな顔でこちらを見る男性たち・・・。顔を真っ赤にして、少し腰を引いて、内股にしてる店員なんて、
普通だと思う方がおかしいわけで・・・)