【こちらこそよろしくです】


みぅ!
(誰もいないと思っていたのにいきなり声をかけられ、飛び上がるほど驚く。
精神が不安定になった影響で、頭から猫耳、腰からしっぽが現れ、人とも猫とも擬態しきれない本来の姿に変わる。)

あわわ、勝手に入ってごめんなさい。
あなたはだーれ?
私、小桃っていいます。
雨が止むまでいていいですか?
……うん、とっても寒いの。
(手を取られ、自分からも無意識に指を絡めて握り返す)