(ここは山間部にある老舗旅館・妖鳴荘)
(経営が傾き、それを補うため、夜な夜なお客様のお相手をすることがひそかな噂になるほど)

お客様・・・失礼いたします.
(一言声を掛けて戸を開ける。)
(静々と入室すると、皆さまの前に正座で三つ指をつく)

本日は、妖鳴荘をご利用いただき、誠にありがとうございます
本日のコースはお客様のご希望で、特別コースでおもてなしさせていただきます
多少のお目汚しを、ご容赦くださいませ

(茶色の仲居服に襷を掛けた姿で、髪は後ろでまとめて)