>>138
(相手の言葉にふるふると小さく首を振って否定しながら、目を潤ませて)
(こっそりと助けを呼ぼうとしていたのもバレてしまったのが分かると動揺して)
(胸に手が当たったことも特に何も感じず、ただ体をこわばらせる)

(電気がつき、振り返ると保先生の姿が目に入って)
えっ……保先生?

…あなたね、本当に何やってるんですか。
(ひしひしと怒りの感情に変わって、潤んだ瞳のまま睨みつけて)
今は勤務中ですよ?
あなたには当直医として、何か起きたら対応してもらわないといけないんです。
それをふらふら歩き回ってみたり、あげくには不審者ごっこですか?
学生気分もいい加減にしてください。

もう少しはまともな先生だと思ってたんですけど…。
こんなこと二度としないでくださいね。今回は私だから許してあげますけど、次はないですから。
(先程までの怯えた姿を忘れさせるようにあえて冷ややかな態度で返す)