>>51
舞さんへ

ただいま、舞さんも仕事お疲れ様
きっと先に休んでいるだろう舞さんが寒さで震えてしまわないように、抱き締めながらこの伝言を書いています
もうイルミネーションの季節なんですね、舞さんに言われて気づきました
眩く輝く赤や金や青の光に照らされた舞さんはきっと見惚れるほどに綺麗なんだろうな
こんな事言ったら冷めてしまうかもしれないけど、俺はね、舞さんといろいろなものを見ても、それを見てる舞さんがメインになってしまうんです
なんでもない道路でも、トコトコ舞さんと歩いていたらそこは特別な場所ですw

クリスマスのお誘いありがとう、恥ずかしい思いをさせてごめんね
でもどちらにしろ会えてたはずですよ、だって俺からも誘うつもりでいましたから
また以心伝心ですねw
カレンダーを確かめたらちょうどイブが振替休日
昼か夜かまだわからないけど少しだけでも時間を作ります
どうか俺の隣で、クリスマスの音色に包まれてください

舞さんを抱き締めたいのは舞さんを安心させたいからだけでなく、俺が安心して癒しをもらいたいからでもあるんだと思いました
そういう相乗効果で関係が固く結ばれていくんでしょうね
明日の今頃はそのため息を吐息に変えさせて、深呼吸なんかできなくなるくらいに甘い苦しさを与えたい
可愛いおねだりも俺にとってはご褒美にしかなりません
その柔らかな唇に何度も何度も口付けて…
しっかりと抱き締め直して送ります
俺の腕の中でおやすみなさい、舞さん
また明日