みたいな口上が似合いそうだよなっなっ
(キャッキャとはしゃいで)
寧々さんね…
落ち着きながらも可愛いらしい良きおなごの名じゃ。
(ふいに寧々さんの頬を手のひらで触れて、見つめながら)
…寧々、可愛いよ
つってな!
まあ、俺の考えた名前なんてもういいよ
よし名前も決まったことだし、ちょっと外いくか。
(ミズノ的なベンチコートを寧々さんへ渡して)
銀二のふるさと、白銀の世界へ行こう。
(寧々さんの手を引いてバルコニーから外へ出ると
誰も踏み荒らしていない雪の中へ歩き出す)
陽が落ちたから寒いけど少しの間、新雪を踏むこの感触を味わって。