【ボーッとしていて人の気配にも気付かなかった。扉が開けられ、部員達が入って来ると同じクラスの男子に指をさされて呆然とする。】
…え、と…
【目を泳がせて、狼狽している。
唇を噛み締めて、恥ずかしさで手を顔に当てている。】
ごめんなさい…!今まで取った物は…弁償して返しますから…
だから先生とか…警察にだけは…
【先輩の視線や、部員の視線や噂話に耐えきれず目を潤ませる。おどおどした様子で先輩を見ている。】