(あまり家庭の温かみを知らない南実は養護施設でも、肩身の狭い日々を過ごしていた。
そんなある日突然優しいパパとママがやってきて、里親になってくれることになり、手続きも無事にすみ、今日からここで暮らすことになった)

ママ・いらっしゃい南実ちゃん♪今日からよろしくね〜♪
そうそう、あなたのお部屋はお兄ちゃんのお部屋の中よ〜♪
優しいお兄ちゃんだから仲良くしてねぇ♪
(そういって離れの部屋に案内され、ママはいなくなってしまった)

コンコン!あの、南実です……お、お兄さんのお部屋ですか?
(恐る恐るノックをして、ドアを開けると大きな部屋の片隅に可愛らしい机と沢山可愛らしい洋服のかかったハンガーラックがある)
(絵本もお人形も沢山ある。でもなぜかベッドはなく、真ん中に大きなキングベッドがあるだけで……)