『…あ、先生も変装してるんだ…
変装していては怪しまれる気がしていてすこし不安だったけれど、これなら大丈夫そう…』
(コートのポケットの中にそっと手を入れ、ボイスレコーダーのRECを押し、爽やかな笑顔を向ける教師に、にっこりと微笑み返した)

(ホテルのフロントを抜け、すこしかび臭いエレベーターにのりこみ、指定された部屋へと向かう)

『うっわぁ……真面目でお堅い先生にこんな趣味があったとは……やばすぎ』

(部屋には見たこともないような調教器具などがずらりと揃っており、サングラスの中で興味に光らせていると…)

(ドン!と勢いよく顔横に手をつかれ、壁と教師のあいだに挟まる形になり)
『ふふ…先生すっごいイキってる』
『このイキり声も全部録音されてるなんて…あとから知ったら先生恥ずかしくて泣いちゃうかなぁ…?』
(くすくすしたくなるのを脚の指にきゅんと力をいれて堪えて、先生をもっと油断させるために…)
せ、性感帯…なんて、わ…わかりません
あ…あの…、乱暴にしないで…っ
(顎に手の甲をあてか弱くおどおどした様子で、ちいさく口を開き)

【分かりました、考えておきます】
【レスこのくらい時間がかかってしまいそうなんですが大丈夫ですか?】