(身体が震えてる・・・。宗司の口から発せられる一言一言が、弥生の心を削ぎ落としていくようで・・・。今いる
この家すら、自分の家じゃないような気がして・・・)
・・・。
(・・・無言のまま、宗司の手にも無抵抗で・・・。裾をつかんでめくっていく手は、簡単に目的を達成し、宗司が
少し首をかしげれば、白い清楚なショーツがはっきりと見て取れて・・・)
・・・私は・・・、普通・・・だから・・・。
(・・・かつての恋人との逢瀬でも、求められるままに過激なプレイに走ったことはあったけど、SM的なことは
してないし、自分にそんな素養があるとも思ってないから・・・)

・・・いい・・・わ・・・。なる・・・。あなたの・・・女・・・に・・・。
(宗司の苛立ったような言葉に、たどたどしく応える・・・。でも・・・)
でも・・・、神奈とは・・・二度と、会わないで・・・。着信拒否も、して・・・。神奈には、私から伝える・・・から・・・。
(それだけ言うので精一杯・・・。身体の震えが強くなってて、宗司の視点からも、弥生の胸が男を誘うかのように
揺れていて・・・)