(先ほどとは変わって、まるで猫なで声で来る宗司に、妹を守らなきゃって気持ちが高まってる。口だけじゃなく、
行動で神奈と別れさせないと・・・)
・・・っ!?
(と、いきなり肩を抱かれて、唇を塞がれて・・・。さらに、熱くぬめりのある物体が口中へ割り入って・・・)
っ、ん゛・・・!
(その嫌悪感に、反射的に宗司を突き飛ばしちゃって)

・・・っ! そっ、そういうのは・・・、ちゃんと約束を守って、から・・・! アドレスも、神奈の画像も、消して・・・っ!
着信拒否も・・・、私の、前でして・・・っ!
(精一杯の虚勢で、突き飛ばしちゃった男性を睨みながら・・・)