・・・っ、信用って、相手への敬意があってはじめて成立するものでしょ・・・。妹を盾に私を自分のものにしようと
する男に、敬意なんてもてると思ってる・・・?
(怒りの多分に混じった声で言ってくる宗司に対して、こちらはあくまで冷静を装った声を作って・・・)

(でもそれも、限界に近くて・・・。宗司に肩を抱かれても抵抗できないまま、顔の近くに寄せられたスマホの
画面を見てる。メルアドと画像が次々と消されていき、最後に着信拒否というところで・・・)
っな・・・!
(着信拒否の条件を出される・・・。それは、とてもハードルの高いもので・・・)

(・・・たっぷり5秒以上、硬直したまま・・・。それが解けた時、瞳に決意の色が宿ってて)
いいわ、してあげる・・・!
(力を込めて背中で結んでるエプロンのヒモを解き、外してテーブルへ。続いて、勢いそのままにワンピースを
裾から抜いて、叩きつけるようにテーブルに置いて・・・)

・・・っ!
(一瞬だけ宗司を睨みつけてから、右手を背中にまわしてブラのホックを外して、左手でおさえて・・・。左手が
緩んだ時、妹よりもはるかに大きなそれが、宗司の前にあらわれて・・・)
・・・電話は、あんたの前でするから、今は後ろ向きなさい、よ・・・!
(あとはショーツだけなのに、そこで手が止まっちゃって・・・)