あー…ダメだ…眠…
(前日の夜友人たちとオールしてそのまま早番のシフトに入ったため、帰宅してシャワーを浴び終えると髪を乾かすのもそこそこにベッドに倒れ込んで)
……
(しばらくSNSを見たりメッセージのやりとり等をしていたがスマホを手にいつの間にか眠ってしまい、眠気を堪えてぼーっとしていたがために鍵を閉め忘れていた玄関からの侵入者には全く気づかない)

…ん…っ。
(急に肌寒さを感じで薄らと目を開けると、視界に何かが映り込んで目を瞬かせて)
えっ、だれ…っ!?なんで…?
(低い男の声が耳元で聞こえ、はっと目を見開くが声は出せても身体が動かず四つん這いに覆いかぶさっている男をただ呆然と見上げるしかできない)