麻耶さん
こんばんは、遅くなってしまった
麻耶の隣でゆっくり休んで、お昼くらいまで微睡んだ良い休日だったよ。
しかし、そこからこの間話した件の親戚が帰ってきて、家族会議的な流れになるから来てくれとの電話で起こされて、急に準備して、という酷い巻き添いを食ってしまった...
麻耶の方は雪が降ってしまったんだね、こちらは降りこそしなかったものの今年一を更新する寒さで、確かに麻耶の言う通り、意地悪な神様だね
寒い方が頭は働くとはいうけど、足元や色々気をつけないといけなくなるし、厳しい。
いつも、寝ている麻耶と離れて仕事に先に出る時の、後ろ髪引かれてもうちょっと、のあの気持ちは形容しがたいものがあるね
微睡んでいる時に、幸せな感覚がしたのは麻耶が抱きついてくれたんだね。きっと笑みを浮かべていただろう
まだまだ話が長くなりそうで、俺としてはそんな事より、麻耶の手をにぎにぎして温めてあげたくて仕方ないんだが。
お互い早く帰れる様に、たくさんぎゅってしてから、また行ってくるね
麻耶の手袋になりたい慎太郎より