っ……も、知らないっ、
えー?それは優くんだってそうですよ?
羊のふりした狼さんだもん。
て、待ってくださいっ!なんで代わりにペナルティ増えちゃうんですか!
本当ですか?
それで優くんがもっと夢中になってくれるなら…頑張ります。
(小さく両手をぐっと握って決意表明をして)
…あれ?優、くん?
(簡単に背中がソファーにつくと、目の前は優くんの体しか見えなくて)
そう、ですか?でも、私のほうが優くんでいっぱいなので…。
っ!!
(ボタンを外す優くんの色気が凄すぎて目を逸らせず、もぞもぞと足を擦りあわせる)
誘ったって、聞いてみただけですっ…。
んあっ!
(いつもと違って少し荒々しい手つきの優くんに驚きと不安を覚えながら)
(手の甲で口を抑えて顔を背けると喘ぎそうになるのを堪えて目だけを向ける)
……っ、その、こういうのは私から攻めた方が、良いんじゃないかと思うんですけど、どうですか?
されてばっかじゃ…確かめられないもん。
ね?とりあえず上と下、交代しよ?
(緊張を隠すように前開きのロングワンピースのボタンをきゅっと掴みながら見上げて)