本当ですっ。
仙さんの意地悪だから好きなんです。あんまり言わせないでください。恥ずかしい。
(両手で顔を隠すようにして視線から逃げる)
(太ももに触れる手にびくっと肩を揺らすと、顔を上げて)
…えっと、良かったです。
じゃあ、次は食材用意して待ってますね。
(普通に会話を続ける仙さんに自分も何もないように続ける)
ちがっ、子どもっぽい部分も見せてもらえるの嬉しくて。
(徐々に移動する手に翻弄されながらも真意を伝えようとして)
んっ、何でもって言いましたけど…その、お手柔らかに…ね?
(仙さんの雰囲気に少し防衛本能が働いて甘えた声でうかがう)
…敬語じゃなくするの、余裕ですか?
自然にしてるから、少しびっくりしてます。結構難しいと思ったのに。
(すんなりと違う口調で話す仙さんに少しドキドキして)
えっと、今から?それは、わたしもぴょんってつけるってことですか?
違ったら、恥ずかしいけど…がんばる、ぴょん。
うー………これ、恥ずかしいです………ぴょん。
(語尾が小声になってしまいながら、仙さんの手の動きに思わず太ももを寄せあわせて)
んんっ!
や、あ…優奈が、寂しくならない…ため?
……えっと、その…
(何でも答えると言った手前、真っ赤になりながらも答えようとして)
(つけられたうさ耳を両手で引っ張るように持つと顔を背けて)
仙さんの、優奈に…入れて……いっぱい、くっついたら…寂しくない……ぴょん。