(背中越しにCAの声を聞いているが、一度害された気分はなかなか戻らず)
(一切無視して目を瞑っていたが、なかなか立ち去ろうとする気配がないので)
(チラッと一瞥すると、思いの外近くまで身を乗り出しているCAと目が合い)
わーった。しゃあないな
ほな、話し相手にしたるわ
(億劫そうにCAの腰に手を回してから)
その代わりにつまらん話したら許さへんで
(こちらも身を乗り出して)
それにそんなとこいつまでも座ってたら邪魔やろ
(小さな声で言いながら、自分の膝の上をぽんぽんと叩きながら)
許すから、ここにでも座っとけや
(腰をがっちり掴んで逃がさないようにする)